結論を申し上げると、2024年現在、日本からのブックメーカー利用者が法に問われたケースはありません。
日本国内で運営しているサービスを利用した際は「賭博罪」が適用されますが、ブックメーカーは海外のサービスであり、日本からインターネットで海外のブックメーカーにアクセスして賭博を楽しむことについては、法律で明記されていないのが現状です。
そのため、グレーゾーンであるとも言えます。なお、このサイトで紹介しているブックメーカーは、日本国内では運営をしておらず、マルタやキュラソーなどの海外で正式なライセンスを取得して運営しているブックメーカーです。
ただ、2023年9月27日に、オンラインカジノ向け決済サービスの元運営者が逮捕され、これに伴ってサービス利用者18名も単純賭博の容疑で書類送検されました。
引用元:読売新聞
単純賭博罪とは、一般的にいう賭博罪であり、刑法第185条で定められているとおり50万円以下の罰金刑もしくは、1,000円以上1万円未満の金銭を支払う科料刑となります。
この出来事により「日本国内からオンラインカジノ利用」が処罰対象としてとらえられていることが周知されました。
また、2024年に入りオンラインカジノ配信者やペイカジと呼ばれるPayPayと暗号資産を交換する行為にオンラインカジノを利用したということで逮捕者が出ています。オンラインカジノをプレイしているライブ配信者の逮捕者も出ており、合法とは言い切れないことが現状です。
そのため、オンラインカジノと似たサービス提供スタイルであるブックメーカーに関しても、やはりグレーゾーンの域は出ず、難しい情勢になってきています。
ただし逮捕者が出ているのはオンラインカジノに限られており、ブックメーカーの利用者の逮捕者は出ていません。
IR(統合型リゾート)をはじめ、日本国内でもスポーツベット解禁の議題はしばしば上がっており、オンラインカジノとはまた違った状況であることも確かではあります。また、YouTube上でサッカーの岡田元監督がスポーツベッティングについて言及したことでも話題になっています。
日本で開催される賭博行為は参加者はもちろん、場を設けた人も罰せられます。
例えば、あるが経営する飲み屋で、常連客が集まっています。Aさんは「今夜のプロ野球の試合で、特定の選手がホームランを打つかどうかに賭ける」と発表し、客たちはそれぞれお金を賭けてこの賭けに参加します。試合が終了し、賭けの内容に応じて、勝者にはお金が渡されます。この飲み屋には、賭けの管理をするためのスタッフもいます。
この飲み屋で行われる賭博は、賭博罪に該当します。日本の法律では、公共の場所や私的な場所であっても、賭博行為を行うことは違法です。たとえ賭け金額が少額であっても、賭博を行うこと自体が法律に違反します。Aさんや賭けに参加した客は、賭博罪に基づく処罰を受ける可能性があります。これは、無許可で賭博を運営しているためです。
まずはじめにお伝えしたいのが、海外で正式な認可を受けて運営されているブックメーカーに関しては、違法性がまったくないという点。
当サイトでも取り上げているブックメーカーをはじめ、大多数のブックメーカーは海外の法律を守り、国家公認のライセンスを取得して運営しています。
実際、海外ではスポーツ自体の盛り上がりや、ブックメーカーがチームや選手のスポンサーとなり資金面で援助するなど、今や無くてはならない存在となっています。
海外サッカーを中心に、さまざまなスポーツでブックメーカーのロゴや社名を目にすることが増えてきました!
あくまで、正式な手順にのっとって運営されているブックメーカーは合法です。スポーツ観戦で見かけた際などに身構える必要はありません。
残念ながら違法なブックメーカーはあります。
例えば先述のライセンスを取得していなかったり、違法な賭けの方法を提供している場合などさまざまです。
昨今話題の水原一平氏が利用していたブックメーカーはクレジットカードで賭けることができ、賭け金を後払いで支払うことができたと言われています。全世界では、その手法が合法な国もあるかもしれませんが、アメリカでは違法です。
水原一平氏はポーカーの会場で、運営者に会って賭けを始めたと言われていて、一般の人にはあまり関係がないようにも感じますが、SNSも同様の可能性を秘めています。
例えば「ボーナス○円」「簡単に儲かった」などと甘い言葉を呟いて会員を集めているブックメーカーも存在します。
日本人であっても、オンラインギャンブルが合法な国に居住していれば、ブックメーカーの利用に際して全く心配はいりません。
ただ、世界にはオンラインギャンブルを規制している国もあります。
代表的な例を挙げると、アメリカ合衆国では州ごとにブックメーカーの利用の違法、合法が定められており、ユタ州やアイダホ州では違法なのに対しニューヨーク州では学生スポーツを除くプロスポーツへのベットは合法となっています。
もし、国外に在住している方でこれからブックメーカーを始めたいと考えている際は、必ずその国や州のオンラインギャンブルに関する法律を確認してから登録、利用を行ってください。
いくら海外に在住されている方でも、英語や現地語が堪能でない方の場合、出来ることなら日本語でプレイしたい方は多いと思います。
そこでここからは、ブックメーカーのサイトやサポートスタッフが日本語対応でおすすめのブックメーカーを紹介していきます。
スポーツベットアイオーは、登録から仮想通貨を利用しての入金、ベットの開始までわずか30秒で完結するその手軽さから、さまざまな国のユーザーから高い支持を得ているブックメーカーです。
また、サイト内表記は日本語に限らずどの言語でもかなりハイレベルであり、日本語サポートの方もかなりしっかりしています。ただ、仮想通貨ユーザーであることが大前提となる点にはご注意ください。
遊雅堂は、世界トップシェアを誇るベラジョングループが運営している、本格ブックメーカーです。
雰囲気も和風で、日本語表記もほぼ完ぺき。一見、日本国内で運営されているかのようにも思えますが、れっきとした海外運営の合法なブックメーカーです。
遊雅堂もスポーツベットアイオー同様、日本語が堪能なサポートがいるうえにクレジットカードやペイズ(payz)などのEウォレットが利用可能なため、入金や出金の利便性に関してはスポーツベットアイオー以上といえるでしょう。
一方で、賭けられるスポーツの種類に関してはあまり多くはないのがデメリットでもあります。
ピナクルは、全ブックメーカーの中でも高オッズ、高還元率を公言しているブックメーカーです。
キャンペーンやサイト内システムを極限まで削減する代わりに、高オッズを実現。しかも、賭け金額の上限や、出金の上限もないため、高額なベットをしたい方向けのブックメーカーです。
ピナクルに関しても、日本語表記はかなり優秀であり多くの部分がローカライズされています。ピナクル独特の利用規約やルールも多いため、日本語でしっかりと確認できるのは嬉しいですよね!
ステークカジノ(Stake)は、先ほど紹介したスポーツベットアイオーと同じく仮想通貨がメインのブックメーカーです。
ステークカジノの特徴は、格闘技系やNBAをはじめとした一部のスポーツに強い点です。
例えば、NBAであれば試合中継も無料で視聴可能なうえに、試合の結果だけでなく選手個々の試合成績に賭けられるプレイヤープロップ(PP)が提供されており、かなり貴重です!
また「降格制度がないVIPシステム」は、他のブックメーカーと比較しても特典が非常に豪華。コツコツとプレイしていけば、あなたもいつかあこがれのVIPになれますよ!
bet365は、世界No.1シェアのブックメーカーです。
世界トップだけあり、サイト内の使い勝手、賭けられるスポーツの種類や賭け種類、ボーナス、オッズ、サポートのレベルどれを見ても超ハイクオリティです。
唯一欠点といえるのが、入金や出金に際してペイズ(payz)への登録が必須な点ですが、こちらも本人確認作業さえパスしてしまえばあとはスムーズ。むしろ、海外でプレイできる多くのブックメーカーで共通して利用できるウォレットですので、登録必須級といえるでしょう。
ペイズのアカウントを作成した方は絶対に試してみてほしい、キングオブブックメーカーです。
当サイトで紹介しているブックメーカー以外を探す際、注意していただきたいポイントを紹介します。
チェック項目1つ目が、運営ライセンス取得の有無です。
ブックメーカー選ぶの大前提ともいえるのが、運営ライセンスを取得しているブックメーカーであるかどうかです。この点だけはどのブックメーカーで遊ぶにしても絶対に確認してください。
ブックメーカーの代表的な運営ライセンス
ライセンス名 | マルタ (Malta Gaming Authority) | キュラソー (Curaçao eGaming) | ジブラルタル (HM Government of Gibraltar) |
メリット | 安全性が高い 程よく自由もある | 仮想通貨が使える 本人確認が簡易 | 世界でも最高レベルに 取得難易度が高く 安全性はかなり高い |
デメリット | 仮想通貨が使えない | 採用しているブックメーカーが多い分、微妙なサイトもある | 仮想通貨が使えない |
主な ブックメーカー | betway WilliamHILL | スポーツベットアイオー 遊雅堂 20BET Stake ピナクル | bet365 WilliamHILL |
多くのブックメーカーで採用されているのは上記の3種類となります。
こういった運営ライセンスを取得していないブックメーカーは、スポーツベットが合法な国にある企業が運営したとしても、運営するための許可を得ていないので違法です。絶対にプレイしないでください。
チェック項目2つ目は、ブックメーカーとしての完成度と使いやすさです。
ライセンス取得をしているという大前提をパスしているなら、次に見るべきは実際にそのブックメーカーが自分にとって使いやすいかどうか。つまり、サイトの完成度になります。
いくらボーナスや賭けの種類が多くても、入金や出金の種類が少なすぎたら使いにくいですし、厳しい審査を通過したブックメーカーだからといって必ずしもそのブックメーカーが最良とは限りません。
重要なのは「自分が何を重視して、どんな風に遊びたいか」であることは、忘れないようにしましょう。
チェック項目3つ目は、当サイトやユーザーの口コミやレビューを調べるです。
1つ勘違いしないでおきたいのは「正式なライセンスを取得して運営されているブックメーカー=遊びやすい良質なブックメーカー」ではないという点です。
ライセンスを取得しているブックメーカーでも、欠点があったり、なかにはユーザーからの評判が悪いブックメーカーも少なくはありません。そういったこともあり、是非とも当サイトのブックメーカーランキングや概要記事はしっかり確認してほしいコンテンツです。
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